タイルとは

タイルの種類

I類【磁器質タイル】

素地の特徴:石英や長石などを高温約1250度前後で焼成しており、吸水率3.0%以下のタイルで綿密な素地で固く、吸水性が低い為、外装、 水回りの壁や床などに用いられています。

II類【せっ器質タイル】

素地の特徴:粘土、長石などを約1200度前後で焼成しており、吸水率は10%以下のタイルで磁器質タイルと同等強度ですが、磁器質と比較すると吸水性があります。
素朴な雰囲気をかもち出し外部の装飾などに用いられています。

III類【陶器質タイル】

素地の特徴:陶土や石炭などを約1000度前後で焼成し、 吸水率50%以下のタイルで生地は多孔質吸水性が高く強度も低い為、主に内装の装飾に用いられます。

素地のうわ薬

【釉薬タイル】

素地の特徴:石英や長石などを高温約1250度前後で焼成しており、釉薬をによるコーティングで色様々な表面を持ち、吸水率3.0%以下のタイルで綿密な素地で固く、吸水性が低い為、外装、 水回りの壁や床などに用いられています。

【無釉タイル】

素地の特徴:釉薬をかけず、素地そのままのシンプルで素地本来のぬくもりを持ち、釉薬タイルよりも滑りにくく、摩耗して色の変化がありません。

タイルの用途

【床用】

床タイルには、耐磨耗性が要求される為、玄関ポーチ、バス、トイレの床などに使用され、磁器質、せっ器質タイルが使用されています。

【モザイクタイル】

建物内、外の壁面に使用され、磁器質タイルが使用されています。

【外装用】

建物外壁に多く使用され、高強度で吸水率が低い為、耐候性、耐久性に優れている磁器質、せっ器質タイルが使用されています。

【内装用】

建物内部の壁面やキッチン、バス、トイレ等の水回りに使用され、ほとんどが、陶器質タイルが使用されています。

LIXILカタログより